お財布にやさしくて、栄養価も高いもやし! 食卓にあと一品欲しいと思うときにも活躍してくれる野菜です。
今回はもやしをシャキシャキにゆでて作る簡単な和え物レシピを2品紹介したいと思います。
ひとつはシンプルな「もやしのごま和え」、もうひとつはトマトの酸味が爽やかな「もやしとトマトの生姜酢和え」です。どちらも白くて、太めの緑豆もやしを使って作っています。
もやしのごま和え
・もやし・・・1/2袋
・いり白ごま・・・大さじ1
・醤油・・・大さじ1/2
・きび砂糖・・・大さじ1/2
・青ねぎ・・・少々
もやしとトマトのしょうが和え
・もやし・・・1/2袋
・ミニトマト・・・4-5個
・生姜・・・1片をすりおろす
・塩・・・小さじ1/3
・ごま油・・・大さじ1/2
・黒酢・・・大さじ1/2
もやしは緑豆もやしを使います。
<もやしのひげ根を取る>
もやしのひげ根を1本ずつ、手でポキッと折って取り除きます。このひと手間で、食べたときの歯触りがよくなって、水っぽくなるのを防げます。
<もやしを洗う(省略可)>
ゆでる直前に、大きめのボウルにつめたい水をたっぷり張って、もやしを入れて洗います。こうすることで、もやしがシャキッとして、特有のにおいが洗い流れます。
前もって洗っておくと、もやしに水分がついて傷みはじめるので、直前に洗いましょう。
もやしは清潔な工場で栽培されているので、基本的には洗わなくてもよいのですが、気になる人は洗いましょう。
大きめの鍋にお湯を沸かし、ボコボコに沸騰させます。そこへ塩小さじ1とサラダ油小さじ1(どちらも分量外)を入れます。
もやしを入れたら10-30秒ゆでます。10秒ゆでて、味見して生っぽい味がしたら20秒、また味見して生っぽかったら30秒ゆでます。
塩を入れるともやしの余計な水分が抜けてシャキシャキな仕上がりになります。油を入れるとお湯の温度が下がりにくくなります。
ざるにあけたもやしを、バットや平ざるなどにひろげて短時間で冷まします。
水で冷やすと、水っぽくなるので絶対にしないこと。また、手早く冷まさないと、もやしが余熱で柔らかくなってしまいます。
白ごまをすり鉢で5割ほどすりつぶします。そこへ醤油ときび砂糖を加えてよく混ぜ合わせます。
ゆでたもやしと【5】の和え衣をよく混ぜてできあがり。器に盛り付けて、刻んだ青ねぎを飾ります。
ボウルに黒酢、ごま油、塩、すりおろした生姜を入れて混ぜ合わせます。 ゆでたもやしを加えて、よく混ぜ合わせます。
器に盛りつけてできあがり。
食べる直前に和えた方が水っぽくなく、いただけます。時間が経つと、トマトから水分が出てきますが、もやしのシャキシャキ感は損なわれずに、おいしくいただけます。
レシピ作成者 江戸野 陽子