ただ菜の花をゆでるだけではありますが、きちんと気持ちを込めて作ったおひたしは別格のおいしさです。菜の花を水に浸けて、シャキッとさせる。ゆでるお湯の温度が下がらないようたっぷりのお湯を沸かす。ふにゃふにゃにならないよう、ほどよい固さで湯からあげる。余熱で冷ます。などと、ちょっと手間をかけたら、たっぷりの鰹節とお醤油でいただいてみてください。菜の花本来の味わいが楽しめます。
・菜の花・・・一株
・かつおぶし・・・適宜
・だし醤油・・・適宜
葉をよく洗って汚れを落とします。余裕があれば、水をたっぷり張ったボウルを用意し、菜の花の根元を浸して5~10分おいておきます。こうすると葉がシャキッとしてみずみずしくなります。
大きめの鍋に湯を沸かし、塩を加えて沸騰したら、根元からお湯に入れます。20秒くらいおいて、葉全体も鍋に入れて1分ゆでます。※かためにゆでています。
ゆであがった菜の花をざるにあけたら、大きめのざるに菜の花を広げて冷まします。手で触れるくらいに冷めたら、水気をしぼります。しぼりすぎると繊維が壊れてしまうので指の跡がつかないくらいの力加減でしぼります。
しぼった菜の花をまっすぐに伸ばしてまな板に置き、根元を切り落としたら3cm幅に切ります。器に盛り付けて、だし醤油を回しかけ、たっぷりの削り節をかけてできあがりです。
菜の花のおひたし
レシピ作成者 江戸野 陽子