たっぷりの里芋ときのこを煮込んだいも煮鍋。体がほかほか温まって、滋養もたっぷりのお鍋です。
里芋はとろけるくらい柔らかかく煮込むのがポイントです。プリプリのこんにゃくに、シャキシャキのごぼうもあって、色んな食感が楽しめるのもこのお鍋の魅力のひとつ。仕上げに豆乳を使用することでなめらかに仕上げました。
■鍋の具材
・里芋…300g (5~6個)
・こんにゃく…1/2枚
・牛肉…200g
・ねぎ…1本
・ごぼう…1/2本
・豆乳…100-200ml※
・舞茸…30g*
・しめじ…30g*
・しいたけ…30g*
■調味料
・★醤油…大さじ2
・★砂糖…大さじ1
・★日本酒…1カップ
・★白味噌…大さじ1
■しめ
・うどん(ゆでうどん)…1玉
*きのこ類は合わせて100gを用意してください。ここではしめじ、舞茸、しいたけを用意していますが、他にも色々と用意してみてもよいです。分量表記は目安です。
※お鍋の大きさや水分量などを見て、お好みで加減をしてください。
舞茸、しめじ、しいたけはざるなどにのせて、日当たりのよいところで1時間ほど干して、うまみを増やします。
(★不可欠な工程ではありませんが、干すとグッとうまみが増すので時間があるときはぜひお試しください。)
里芋の皮をむき、大きいものは半分に切ります。ごぼうは皮をこそげてからささがきにし、水につけてアク抜きをします。
(★里芋はぬめりを楽しみたいので、アク抜きをしません。)
ねぎは斜めのざく切りに、牛肉は食べやすい大きさに切り、こんにゃくはすりこぎなどでたたき、一口大にちぎります。
鍋にごぼう、里芋、こんにゃくを入れたら、材料がかぶるほどの水(分量外)、大さじ1の醤油(★)を加え、弱火にかけます。里芋が柔らかくなるまで、じっくりと弱火で30分ほど煮ます。
里芋に竹串がスッと通るほど柔らかくなったら、牛肉、きのこ類、残りの調味料(★)を加えます。沸騰してから5分ほど弱火で煮、アクを取り除きます。 (★煮汁が多いようなら、牛肉等を入れる前に煮汁を取り除いてください。)
豆乳とねぎを加え、ねぎに火が通るまで(5分ほど)煮たらできあがりです。
しめのおすすめはうどん。豆乳スープにうどん玉を加えてお好みの柔らかさになるまで煮込みます。【5】の工程で取っておいたスープが余っているようなら、ここで加えてください。
〜■野菜ソムリエからのワンポイントアドバイス〜
里芋料理は下ごしらえでぬめりをとることをおすすめするものですが、このお鍋はぬめり(アク)も一緒にいただくお鍋です。里芋は水からゆっくりと柔らかく煮込んでください。火加減次第で、吹きこぼれることもあるのでお鍋をよく見ていましょう。