夏の鉄板レパートリーのひとつと言えばラタトゥイユ。
我が家では、たっぷりの夏野菜を乱切りにし、塩ときび砂糖をまぶして蒸し煮にして作ります。
トマト、なす、ピーマン、たまねぎの4品だけでも作れますが、かぼちゃとにんにくが加わると味わい深い一品に大変身します。
かぼちゃは甘みととろり感を、にんにくが旨みをプラスしてくれます。
仕上がりがペースト状なのでソースとしても大活躍。ピザのソースや、ハンバーグに乗せても◎。
たくさん作っておけば、アレンジも可能。
ブイヨンを足せばミネストローネに、カレー粉を加えればカレーにも変身させることができます。
ちなみに本格的なラタトゥイユは、玉ねぎ、ナス、ピーマン、ズッキーニといった夏野菜をにんにくとオリーブ油で炒め、トマトを加えて、ローリエ、オレガノ、バジル、タイムなどの香草とワインで煮て作ります。
ハーブを加えると風味がグッと変わるものなので、自分好みの味を探すのも楽しいと思います。
・かぼちゃ 1/4個
・トマト 1個
・なす 1本
・ピーマン 1~2個
・パプリカ 1/2個
・玉ねぎ 1個
・にんにく 1片
・オリーブオイル 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・きび砂糖 小さじ1
・ブラックペッパー 適宜
・かぼちゃは種とワタを取り除き、皮を切り落としたら、一口大に切る。
・なす、ピーマン、パプリカは一口大の乱切りにする。
・にんにくはみじん切りに、玉ねぎは薄切りにする。
・トマトは皮ごと乱切りにする。
鍋にオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかけて香りを引き出したら、玉ねぎを加え中火でしんなりとするまで炒めます。
残りの野菜を一気に加え、塩ときび砂糖を加えて一混ぜしたら蓋をして弱火で蒸し煮にする。
※野菜にまぶされた塩が作用して、野菜全体から水分が出てくるので、その水分を利用して、野菜が柔らかくなるまで蒸し煮にする。
15~20分ほどで柔らかくなるので、味見して足りないようなら塩で調整する。一晩冷蔵庫で寝かせると味がなじんで、より味わい深くなるので寝かせるのもおすすめ。